現場点検記録は、通常ボールペンと紙で記録し、事務所へ戻りパソコンへデータ入力するか、ファイルに閉じるかの作業が一般的です。これは日本でもかなりの確率で行われています。

先進諸国ではそのペーパレス化が推進されており、その時代はベトナムにもやってきます。
当社は、アンドロイドタブレットを用いて、現場での点検作業の効率化、WIFI通信での点検記録データの確実なサーバへの転送、点検簿の自動作成を行うパッケージソフトウェアの開発・販売を行っております。

システム開発（点検設備、点検項目・内容・作業者、画面レイアウトほか）はマイクロソフト社EXCELで行うため、プログラム作成等は一切不要です。点検簿の電子化を行う事により、確実なデータをもとに、定期保守、予防保全、統計解析など応用は多岐にわたります。

点検作業には、市販のアンドロイドタブレットを利用いただきます（７インチまたは、10インチ）。特にメーカや機種の制約はありませんので、用途に応じて標準的なものから、堅牢、防塵防水、防爆、様々な仕様のタブレットを必要に応じてご購入下さい。弊社で手配することも出来ます。Data Expressソフトウェアの販売に関して、基本的に弊社はお客様とソフトウェアに関するサービス契約を締結させていただきます。

点検者を選択し、点検設備の選択はQRコードで点検項目が確定され、機器ごとの点検は選択式、数値入力などで行い、点検漏れや、上下限値越えは警告されるように設定できます。

点検作業の終了後、事務所へ行き、PCサーバとWIFIデータ同期を行います。点検データはCSV書式で保存され、必要に応じて点検簿を自動作成します。CSVファイルから点検簿への展開は、マイクロソフト社ExcelのVBAにて簡単なスクリプトを組みます。点検簿は各社各様のため、弊社が作成のためのコンサルテーションを行います。必要に応じて弊社が受託開発することも出来ます。

Data Express端末機：
Android version 3.2.1～、7インチまたは10インチ

Data Expressサーバ：
Microsoft Windows 7または、Windows 8（その他OSの場合、ご相談下さい）
Java Development Kit v6以降 + Apache Tomcat v7以降
FirefoxまたはGoogle Cｈrome（その他ブラウザの場合、ご相談下さい）
Microsoft Office(Excel)2007以降（その他CSV編集ソフトの場合、ご相談下さい）

ヒトが手書きで行っている確認事項は、全てData Expressに置き換える事が出来ます。
点検エリアは3階層、チェック項目数に制限は設けておりません。

チェックはOK・NG、数値入力、二者択一等選択式など設定自在です。点検エリアは、工場・ライン・工程（装置）、ビル・フロア・盤、病棟・病室・個人、学校・教室・生徒など、割り付けることが出来ます。
用途は、プラント建屋内点検、プラント屋外点検、作業手順確認ツール、在庫管理、ビル監視、警備巡回、予防保全、建造物非破壊検査、車両・船舶・航空機定期点検、電気・ガス・水道等検針、展示会・街頭顧客アンケート、営業・マーケティング活動、病院・検診（医師／看護師）などに対応出来ます。